手術前にすべきこと
医師の治療とリハビリによる治療の違い 一例
「 変形 」が原因 ⇒ 痛み
医師
①痛みを緩和させる注射・薬
②痛みは軽減。変形の治療はしていない・できない
痛み再発・変形悪化 ⇒ 手術
対処(痛み)治療
変形は未治療
リハビリ
(理学療法士・作業療法士)
①変形に対するリハビリ治療 ⇒ 除痛
②変形が改善され継続的な除痛
⇒ 手術回避・遅延
根本原因(変形)治療
変形の治療による除痛
自分の悩み・希望に合う医療を選択
「 医師の治療 」と「 リハビリ資格者の治療 」は違う
症状の悪化防止
症状の悪化を防ぐ方法は1つしかありません。
何故、症状が出るのか? ○○が原因で症状が出る。
○○に対する治療をしなければ症状は再発・悪化を繰り返し、最終的には手術しかありません。
痛みが出る ⇒ 痛み止め薬、注射 ⇒ 痛みは軽減
この場合、痛みは“一時的に”軽減しますが後に再発・悪化は必然です。
理由は痛みに対する治療しか行っておらず「痛みが出た原因に対する治療」をしていないからです。
原因に対する治療ができる医療資格者は理学療法士・作業療法士です。
お身体の責任は最終的に自分が担うしかありません。良い選択が症状を良くします。
医師が適するのか?リハビリ資格者が適するのか?双方とも適するのか?
リハビリ資格者はおおむね全ての病気に対するリハビリを行います。したがって全員がリハビリ資格者と出会うことはできず、一部の人のみリハビリ資格者に診てもらうことができます。
主治医にリハビリ依頼してみることをお勧め致します。
手術回避
リハビリ資格者によって治療技術・効果は全く違います。
あなたのリハビリを担当する先生次第で状態は良くも悪くも変化します。
多くの人がリハビリを経験したことがなく、良いリハビリなのかどうか判断に困ると思います。
「あなたの症状を治せる技術者かどうか」を判断する方法は2つあります。
①リハビリ後、明らかに症状が改善されているかどうか
②別のリハビリの先生に治療してもらう
リハビリ資格者の内、本当に治せる技術者は大変少ないことが現実です。
手術を回避する第一歩目に「リハビリ資格者の内、治せる治療者に出会う・選定する・指名する」ことです。
手術回避 困難
手術を宣告された場合かつリハビリ担当者の判断でも手術が適していると判断された場合、手術を回避できません。
手術前リハビリの重要性
手術前のリハビリでより良い身体機能にすることが手術後の経過を良くし、理想の状態に回復・望む生活に近づくことが出来ます。
逆に悪い状態のまま手術をした場合、回復の遅延・生活の制限につながります。
手術前のリハビリ意欲向上は精神的に難しいですができる限り試みてください。(治せるリハビリ治療者を推奨)